もりた眼科クリニック

結膜・角膜の病気

アレルギー性結膜炎

原因

アレルギー性結膜炎

いわゆるハウスダスト(ダニ・カビ・動物の毛やフケなど)、食べ物、花粉などが代表的です。春先のスギ・ヒノキや夏のイネ科植物の花粉・秋のブタクサなどキク科植物の花粉など、一年中花粉は飛んでおります。アレルギー性結膜炎の約8割は花粉によるものです。

症状

目やまぶたのかゆみが現れます。かけばかくほど症状が悪化します。
そのほか、充血・白っぽい目やに・涙が出るなどの症状があります。

治療

アレルギーをおさえる点眼薬や炎症を抑えるステロイド点眼薬を使います。花粉症に対しては、初期療法として花粉が飛ぶ2週間くらい前からアレルギーをおさえる点眼薬や内服薬を始めると、症状の悪化をおさえやすいといわれています。花粉症の治療をご希望の方は、お早めのご来院をおすすめいたします。

結膜炎

結膜炎

目の表面とまぶたの裏側の粘膜を結膜といいます。ここに炎症が起きるのが結膜炎です。いつも涙で濡れているので水分・温度・栄養があり・菌やウイルスが繁殖しやすいのです。

細菌性結膜炎

ブドウ球菌やレンサ球菌など、菌による結膜炎です。めやにや充血をきたします。抗菌の点眼薬にて治療しますが、慢性化することもあります。

ウイルス性結膜炎

インフルエンザウイルスの風邪が治りにくいのと同じで、ウイルス性結膜炎は治るのに時間がかかります。充血やめやにが多く出て、涙が出たりまぶたが腫れることもあります。
ほかの人からうつされて病気になりますので、保育園や学校などで集団感染になる可能性があります。

ウイルス性結膜炎には特効薬はありません。炎症を抑える点眼薬や、菌の混合感染を防ぐために抗菌の点眼薬を使います。

ドライアイ

涙の量・質が低下し、目のうるおいが保てない状態のことをいいます。

原因

年齢・画面を長い間見つめる・乾燥した空気・コンタクトレンズ・マイボーム線梗塞・結膜弛緩症などがあります。

症状

眼が乾く・ごろごろするといった症状が一般的ですが、軽いドライアイでは充血する・眼が疲れるといった症状だけの場合もあります。逆にひどくなると、目の痛みやまぶしさも生じます。

治療

人工涙液・ヒアルロン酸点眼薬・ムチンや水分を促す点眼薬があり、症状や所見によって使用する点眼が少し異なります。ドライアイでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

ものもらい

病名は麦粒腫といい、まぶたの急性化膿性炎症です。できる場所によって外側と内側にわかれます。

原因

ブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌感染によっておこります。

症状

まぶたが赤くなり、腫れや痛みを生じます。まぶたが上がらなくなる程強い炎症になる時もあります。

治療

菌や炎症を抑える点眼薬を通常使いますが、腫れがひどい場合は内服薬を併せて使います。

霰粒腫

まぶたにぽっこりと塊(腫瘤)ができる病気で、菌の感染ではありません。

症状

赤く腫れたり痛みが出るわけではありませんが、炎症を伴うと急性化膿性霰粒腫と言ってものもらいと同じ症状が現れます。

治療

急性期の場合はまず抗菌の点眼薬・軟膏・内服薬を用い、炎症が完全に治った状態でまだ腫瘤が残っている場合はステロイドの点眼薬・軟膏を用います。完治するまで時間がかかる場合が多いです。

コンタクトレンズによる目の障害

コンタクトレンズによる目の障害

近年、コンタクトレンズによる目の障害が増えています。コンタクトレンズにより角膜の表面が覆われると、角膜にとって酸素が足りない状態になります。酸素が足りないと、傷が治りにくく病気に弱くなります。

角膜新生血管

酸素不足が長く続くと、酸素不足を補おうと角膜の周りから血管がのびてきます。

ドライアイ

保湿効果のあるコンタクトレンズであっても、限界はあります。

アレルギー性結膜炎

コンタクトレンズは菌やタンパク質がくっつきやすく、アレルギー反応をおこします。

そのほか、点状表層角膜症や角膜びらんによりゴロゴロ感が生じたりすることもあります。とくにカラーコンタクトレンズは素材が粗く、上記のような目の障害がおこりやすいです。

コンタクトレンズにて調子の悪い時は、すぐに外して眼科を受診しましょう。