近視・仮性近視(学童近視)・遠視・老視について。
視力の低下を「老視だから」と自己判断していたら、実は緑内障や加齢黄斑変性などの病気が隠れている場合もあります。目がかすんだり、何となく見えにくいと思われる方は、お早めにご相談ください。
集中して物を見続けるなど目を使いすぎると、目が疲れる、目が重たいなどの症状がでることがあります。これを眼精疲労といいます。
薬としてはビタミン剤の点眼薬や内服薬を使用することもあります。状況によっては、こちらから内科の受診をおすすめすることもありますので、まずは受診して症状をお話しください。
水晶体(カメラで言うとレンズ)が濁る病気です。早い人では40歳代から、80歳代ではほとんどの人で白内障がみられます。
症状として、全体的に白くかすみます。光がまぶしく感じ、二重三重にも見えることがあります。白内障が進行すると徐々に視力が低下します。
ご不安な方は一度診察を受けることをおすすめいたします。
緑内障専門診療について、すでに緑内障の治療を受けていらっしゃる方へのご説明など。
視野が狭くなり、見えない場所(暗点)も出ますが、普段両目で見ていると発見が遅れます。視野がある程度悪化してから自覚するので、眼科の受診が重要です。
眼底検査を詳しく行うには、ひとみを開く目薬(散瞳剤)を使って眼底(網膜・視神経)だけでなく水晶体や硝子体も観察します。
なお、散瞳検査後は自動車の運転が4-5時間程度できなくなりますので、公共交通機関や自転車にておこし下さい。
糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・黄斑前膜・黄斑浮腫・黄斑円孔や中心性漿液性脈絡網膜症についてのご説明など。
早期発見・早期治療が大切です。手術が必要になる場合もありますので、お早めにご来院ください。
人間ドックや市の健診では通常、視力検査・眼圧検査・眼底検査(眼底写真撮影)を行います。このいずれかで異常があると「要精密検査」判定となります。
「要精密検査」と判定された方は、どうぞお早目にご相談ください。
学校では、春に定期健康診断が行われます。眼科に関わるのは「眼科健診」と「視力検査」です。子供は見づらいなどの症状があってもあまり気にしないので、ご家族に言わないことが多いです。
近視は早期発見・早期対策が大事です。A判定以外の場合は、お早目にご受診下さい。
レーザー虹彩切開術・選択的レーザー線維柱帯形成術・アルゴンレーザー線維柱帯形成術・網膜光凝固術やレーザー後嚢切開術などを行います。
ご不安な点やご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。